今日は自分に合った眼鏡選びのポイント〜鼻の支え編〜をお伝えしたいと思います。
眼鏡にはお鼻に掛かる部分として大きく分けて2つの種類があります。1つ目は「鼻盛り」型、2つ目は「クリングス」型です。
1つ目の「鼻盛り」型は、アセテート素材やセルロイド素材で形成された所謂「セルフレーム」でよく見られる型です。フロントの素材と一体となっているような鼻盛りは、見た目をスッキリとさせる効果があります。また変形が起こりにくいメリットもあります。ただし後述のクリングス型と違い調整が効きません。そのため鼻盛り型を選ぶ際には「自分の鼻の形に合ったもの」を選ばなければなりません。たまに「海外で購入したフレームが合わない」というご相談がありますが、それは鼻筋のしっかりした欧米人向けに作られた鼻盛りの形になっていることが原因の場合が多いです。その場合、その人にあった鼻盛りの形に変更するため修理することをお勧めしています。
2つ目が「クリングス」型と呼ばれるタイプで、「メタルフレーム」でよく見られる型です。メリットとしては鼻盛り型とは異なり、鼻の形に合わせて調整することが可能なことです、そのため調整次第で抜群のフィット感をもたらします。デメリットとしては細い金属で作られているため、ぶつかった時などに変形しやすいことです。また女性の方ですと鼻パッドが当たる部分だけお化粧が取れてしまうという方もおられます。
まとめ
①鼻盛り型
メリット…目立ちにくい、変形が起こりにくい
デメリット…基本的に調整が効かない為、お鼻にあったものを選ぶ必要がある
②クリングス型
メリット…鼻の形に合わせて調整可能
デメリット…衝撃での変形が起こりやすい
いかがでしたでしょうか? 鼻の支えだけでも眼鏡選びのコツがあります。是非お店で自分に合った眼鏡を探してみて下さい。
追記…いちやま型という鼻の支えもあります。是非店頭でお試しください。
SPECS新宿三丁目店店長 小島